研究開発

音場制御パネル(調音パネル) 用語集

音場(おんじょう)

音と響きが存在する空間の特徴のこと。
空間の大きさや形状、その空間を囲う材料の特性などによりさまざまな音場がうまれる。

吸音

材料表面にぶつかる音のエネルギーのうち、いくらかは反射されずに吸収される。このように壁面などで音が吸収されること。

吸音率

吸音性能を示す指標で、その材料に入射した音のエネルギーのうち、反射されずに吸収される音のエネルギーの割合のこと。「吸音率1」とは反射音が全く戻ってこず、すべての音が吸収されることを示し、「吸音率0」とは入射した音エネルギーのすべてが反射して全く吸収されないことを示す。

残響室法吸音率

部屋などに実際に使用した状態に近い値を得るための測定方法により得られる吸音率のこと。

(音の)散乱

音が反射する時に、様々な方向に反射音を散らすこと。一般的には、形を凸凹させることで音を散乱させる。平らな鏡は光を散乱させることなく反射するが、ガラス玉を集めた面は光を散乱させる。音でも同じように散乱を発生させることができ、強い反射音をソフトにする効果などがある。

ブーミング

低音がブンブンと尾を引く様に響く状態をいう。話し声が不明瞭になったり、声や音楽のピッチ感を悪くするなど、音響障害となる。遮音の良い小さな部屋で、低音域の吸音が不足すると特に目立つ。

フラッターエコー

平行に向かい合う壁面などにより生じる、とても短い時間間隔で周期的に繰り返される反射音のこと。ビーンという耳につく響きが残る。特定の周波数が強調されるカラーレーションの原因のひとつでもあり、音響障害となる。直方体の部屋にて壁面での音の散乱が不足すると起こりやすい。

ブーミング、グラッターエコーの実音

グラスウール

ガラス繊維の綿からなる素材で、「多孔質型吸音材」の代表的な材料。中音域から高音域にかけて優れた吸音性能を発揮する。一方、そのままの使用では低音域での吸音が不足しやすい。

共鳴管

リコーダーやフルート、クラリネットの本体のように、空気の流れや外からの音をきっかけにして、中の空気が振動(共鳴)しやすいようになっている管のこと。

イコライザー

音の周波数特性を補正するために使用する装置のこと。EQと略す場合もある。
周波数をいくつかの帯域に分けて帯域ごとに補正するグラフィック・イコライザーや、補正する帯域を連続可変できるパラメトリック・イコライザーなどがある。

関連技術一覧

音場制御パネル(調音パネル)

音場制御パネル(調音パネル) Arrow_right_small

音響の専門家ではなくとも部材を設置するだけで、小空間にて発生しやすい音の様々な問題を軽減する技術です。楽器やAV機器とセット、もしくは組み込んで利用することにより、快適な音場作りに効果します。

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